思考の特性として、
”変化することを好む”ということがあります。
特に不快感があれば、なんとか変えたいと思うのも自然な反応でしょう。
変化した?と感じるためには、
なにかと比較しなければなりませんね。
あなたは、なにと比較してますか~?
比較する基準によっては、比較すると苦しくなることがあります。
目次
比較する基準によっては、人の比較で苦しみが生まれる
ヨガの先生が
「身体が硬いと思っているかもしれませんが、
それは周りの人と比較しているからかもしれません。」
と言っていました。
そうですね。
比較する対象がなければ、
自分の身体が硬いかどうか分からない。
人と比較していなくても、
昔の自分と比較しているということもあるかもしれません。
もちろん過去の自分と比較して、
今の自分の変化を楽しむことも良いと思います♪
でも、比較には落とし穴があって、
比較して幸せを感じることをしていると、
結局は幸せ感が崩れてしまうことが起きることがあるのでご注意を!
だって、相手より自分が上だと幸せ感があり、
相手より下がると幸せ感が落ちるからです。
セッションがうまくいったときに、認知のシフトが起こり以前の自分の感情や感覚を忘れることがある
クライエントさんのセッションがうまく行ったときに、
前の自分と変わったけど、
前の自分がどうだったか?を忘れることがあります。
これは、比較して「相手よりは自分の方が幸せだ〜」と思い込もうとするのとは違います。
認識のシフトが起こっているので、
過去に捕らわれなくなっています。
過去の記憶はあっても、
その時にどう感じていたか?、どう考えていたか?を
忘れてしまうことが起こることがあるんです。
「セラピーを受けていても自分は変わっていない。」
と言われるクライエントさんに、
「そう、あの時は、○○って言ってたよね~。」
と投げかけてみると、
「そうだった。忘れていましたが、前の私はそんな状態でした。」
と思い出され、自分の変化に気づかれたりします。
感謝の気持ちは幸せ感を感じるから生まれる
それから、
「今の自分へ感謝の気持ちがなくなるので、
日記をつけた方がいいんでしょうね。」
と聞かれたことがありました。
その時に、
「過去は忘れていてもいいんです~。」
と答えます。
もちろん、過去より今が幸せだと確認して
今の自分を肯定することも悪いことではないでしょう。
過去と比較して今に感謝できることも良いけど、
今の自分の既に持っている部分に注目できると、
過去を忘れていても、
今の状況に対しての感謝の気持ちは出てきます。
例えば、
お金がないと思っている人。
お腹が空いたときに、空腹を満たすものを買うお金はあるはずです。
それさえない人は、生活保護を申請するという手段もあります。
そんな制度があることにも感謝ですね。
結局は、比較しないで、
今できること、
今あること(既に持っている部分)に注目できる方が、幸せ感は安定します~♬
比較して落ち込んだとき
比較して、人より劣っていると思ってしまった時は、
自分は何を基準にそう思ったんだろう~?
その基準は、本当に必要なんだろうか~?
と、自分に問いかけてみると良いかもしれません。
これも絶対に紙に書くことがオススメです。
思考を客観的に眺める
思考は、あくまでその人独自のの解釈です。
自分の思考を客観的に眺めることができれば、かなり楽になるはずです!
客観視ですね。
最後に、思考を眺めるようになれるためのワークをひとつお伝えします。
それは、自分の頭の中に出て来た考えに、
いちいち
「〜と考えている」
という言葉をつけてつぶやきます。
人がいるときは、心の中でつぶやいてもいいですが、
いないときは、声に出して言ってみるといいでしょう。
さらに、
「めぐみさんは、〜と考えている」
というように、
自分を他人のように呼ぶ言葉をつけるとさらに良いかもしれません。
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